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	豊島区立千早フラワー公園 果実観察記
	16-10

やたらに風の強い台風によるものか、それとも完熟期を過ぎたためか、イヌマキの多くの実が地べたに落ちている。まだ付いている実をわんさか取って食べる。むしゃむしゃ食う。リンゴの真っ赤な実が4つ落ちていた。木に残る実は一つとなる。ナシの木はもう葉っぱだらけで、何の木がさっぱりわからなくなる。夏ミカンは色づきだした。キンカンは相変わらずだ。イチジクにも変化はないが、実は二つだけとなる。2004/10/10

今日もまたイヌマキをわんさか食う。これまでいっぱい取ったので、取りやすいところの実は無くなってきた。上や下にはいっぱいあるので、何とか方法を考えないと。 　昨日、一個残っていた真っ赤なリンゴが無くなっている。地べたにも落ちていない。取られたようだ。嬉しいような哀しいような。 　夏ミカンの色づきも順調。キンカンも順調。イチジクだけは日当たりが悪いので育ちが悪い。日当たりの良い場所では既に完熟している。　 　見逃していたが、ここにはザクロもあった。しかし日当たりが悪いせいで、どの実も小さい。公園によっては、完熟して実が割れているものもあるのに。2004/10/11

落下していたリンゴを切った。写真のようになっていた。甘い、旨い。梨とはまったく違っていた。もう一度記す。旨い、旨かった。 　2004/10/15

大失態をおかしていた。「夏ミカン」のことです。実の大きさからして「夏ミカン」と勝手に思い込んでいたミカンは、実は温州ミカン(普通のミカン)でした。深くお詫びして訂正させて頂きます。完熟した温州ミカンは、みんなに取られはじめた。今まで写真に撮っていたミカンは既に無くなっている。禿山になるのは時間の問題だろう。それが公園でもある。 　イヌマキも少なくなってきた。手の届かない上の方や、立ち入れない奥にはまだ付いているが、写真に撮るのも困難になった。終わりを迎えたようだ。 　実が二つとなっていたイチジクの一つが写真のようになっていた。野鳥が食べたのだろうか。それとも誰かにむしられたのだろうか。残る一つは高くて写真も撮れない。 　キンカンは更に色づく。ザクロも色鮮やかになる。 　2004/10/23

イヌマキは萎れてきた。忘れていましたが、これがイヌマキの木です。温州ミカンの写真は撮らなかったが、実は先週より少なくなっている。キンカンは更に色づく。一つだけ残っていたイチジクの実はもぎ取られていた。これで梨、林檎に引き続き全滅となる。ザクロは順調。 　2004/10/27

イヌマキのほとんどは干からびた。リンゴと梨については、もう書くことがない。完熟した温州ミカンは数が激減した。最盛期は40個前後あったのに、今はたったの六つ。もう一日二日で全て無くなるだろう。イヂジクも実が無くなり書くことがない。キンカンも下の方の実は無くなった。色づきは順調。ザクロも色を濃くしているが、日当たりの良い公園のものは既に実を割り完熟期を過ぎている。もしかすると、ここのは完熟しないまま、黒く干からびてしまうかもしれない。 　2004/10/31

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